MoscatoBianco

救命艇のMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

救命艇(1944年製作の映画)
3.0
ヒッチコック祭り18本目
スタインベック原作

わりと楽しい(やや不適切)。
(^ー^)

まず最初に登場するのがタルラー・バンクヘッドという女優さんが演じる報道記者(作家?)。救命艇にタイプライター持ち込んで、ミンクのコート着て、髪型・化粧もバッチリです。平気で遭難現場の写真を撮っています。きっと救命艇を一人占めするのかと思いきや、そうでもありません。でもカルティエのブレスレットをチャラチャラさせます。
ワイはこの人にメロメロしてしまいました。美人で低音ハスキーボイスで高慢。反感を覚えつつもメロッとしてしまう。アンビバレント。
ちなみにこの女優さんは悪女系が得意で、クルエラのモデルになったそうです。

重要キャラのドイツ人(役)も怪演です。子どもが死んで錯乱している母を見てあくびしています。頼りになるヤツですが信用はできません。訳あって元気です。
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