あちゃん

救命艇のあちゃんのレビュー・感想・評価

救命艇(1944年製作の映画)
3.8


꒰⚘݄꒱₊ 𝘢𝘤𝘩𝘢𝘯 × 𝘣𝘦𝘯𝘯𝘰
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݄⿴݃*₊↷ 𝘈𝘭𝘧𝘳𝘦𝘥 𝘏𝘪𝘵𝘤𝘩𝘤𝘰𝘤𝘬.

1̳3̳/̳5̳3̳ ➪ ( 救命艇 )

大西洋上を航行していた客船が
ドイツの潜水艦の魚雷攻撃で沈没
脱出に成功した7人の男女は
1隻の救命艇にたどり着く。
そこへ連合国軍によって撃沈された
ドイツ兵も乗り込んできて……

𝘭𝘦𝘵'𝘴 𝘨𝘰 𝘢𝘣 𝘢𝘥𝘷𝘦𝘯𝘵𝘶𝘳𝘦𝘴 𑁍
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ジャーナリスト:コリー
機関室のオイル係:コバック
航海士:スタンリー
ダンサー:ガス
看護婦:アリス
金持ち社長:リット
船のボーイ:ジョージ

ドイツ兵:ウィリー

男女8人による船の上の密室劇。
ヒッチコック初の
ワンシュチュエーション映画です。




開始早々に次から次へと
救命艇に乗り込んでくる脱出者達。
あっという間にワンシュチュの出来上がり。
相変わらずの展開の速さです👏🏻






救命艇は無事だったものの
食料も水も充分に揃っておらず
ダンサーのガスは足に怪我を負っている
コンパスも無いため方角も分からない

ドイツ兵は英語が喋れず
ジャーナリストのコリーとしか
意思疎通が出来ない。
7人は彼を海に捨てるか連れていくか
悩むのですが捕虜として連れて行く事に…

方角が分かり1番船に詳しいのは
ドイツ兵のウィリー。
しかし彼を信用出来ないコバックは
ウィリーの言うことは聞かずに
自らを船長だといい舵を取るのだった





これは面白い。

ギリギリの状況下に置かれた人間の
ストレスやイライラや不安を描きながら
ウィリーに対する疑心暗鬼も含まれていて
次から次へと起こる事件も見応えがある!



1番最初に船にいたコリーが
1つずつ大切な物を失っていくのが
人間としての大切な物の比喩になっていて
失っていく順番はコリーが
切り捨てれる順なんだろうな

ストッキング
カメラ
ミンクのコート
タイプライター
カルティエのブレスレット

最後のカルティエのブレスレットを
失った時の表情と発狂が物語ってた。






生かすか、殺すか。

どれだけのことをされたら殺せるか
殺せるほど非情になれるのか


テーマはこれだったと思うんだけど
そのテーマを見てる人に
まじまじと考えさせるようなラストに
見終わったあと少し考えた。


7人目線で見たらウィリーは敵だけど
ウィリー目線で見たら?
自分が生き残るためには何をする?


う〰︎︎ん。
結局悪いのは"戦争"なんだよなあ。




これは見て損の無い作品だなと思った



•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♪•*¨*•.¸¸♪

Đeär▹▸ bennoちゃん
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
また違う切り口で私は気に入ったよ
bennoちゃんはどう感じたかな?💭