Shizka

救命艇のShizkaのネタバレレビュー・内容・結末

救命艇(1944年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

密室ものは割とすきなんだが、いまいちだ。いまいちなのは昔の映画によくあるどこかセリフっぽいセリフと、音楽、臨場感、そしてそれぞれの個性だろう。特に男たちのキャラ付けができてなくてさっぱりだった。

特に臨場感は全然ない。そりゃスタジオの中でクロマキー背景に演技するのも難しいとは思うけれど、もうちょっと、ねえ、プロなんだからさ。やつれていってる感じもしないし。

他のヒッチコック映画では特に重要な役割を果たしていた音楽、それが一切使われていないのは実験的な試みだったのだろうか。はたしてその実験は失敗したわけだが。

そんな悪くない脚本とは思うけどね、他の全部が悪かった。
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