第二次対戦下にドイツ軍から攻撃を受けた輸送船。そこから一隻の救命艇に乗り込んだ男女のお話です。船の中に女性一人というシチュエーションにしなかったのはヒッチコックらしくて上品だなと感じました。タイプの…
>>続きを読むめちゃ面白い。というよりも、いわば戦時下の戦争映画らしからぬものだとも感じた。もちろんプロパガンダ的な要素は拭えないにしても、それ以上に極限状態にある人間同士の生々しい関係性が如実に表現されていたと…
>>続きを読む【第17回アカデミー賞 監督賞他全3部門ノミネート】
ヒッチコック監督の密室サスペンス。流石ヒッチコックと感心せざるを得ないストーリーテリング、各々のキャラを立たせつつ極限状態での疑心暗鬼合戦とラブ…
ハワードホークス『コンドル』につづき、オーバーラッピングダイアローグが披露される古典。ただし英語とドイツ語のオーバーラップなので実質的に観客の聞き取るセリフはひとつになり、アルトマンのような多重性に…
>>続きを読む★1990年に続き2回目の鑑賞★
1944年の作品だけあって先日観たヒッチコック作品「逃走迷路」と同様に、戦時中のプロパガンダ映画の趣が強い。戦局が見えてきていた大戦終盤の製作であるためか、本作…
このレビューはネタバレを含みます
第二次大戦下、イギリスへと向かう客船がドイツ軍Uボートの攻撃を受け沈没。船に乗っていた客や船員が救命艇に乗り込むが、そこにドイツ人のウィリー(ウォルター・スレザック)も乗り込む。救命艇は10名程度の…
>>続きを読む舞台は小さな船だけ(救命艇)、その船の全体も写さないし、BGMもない。
実験的というか、もうヒッチコックの撮りたいように撮った作品(笑)。
ヒッチコックはタイタニックを撮りたかったという話もあるけど…
非常事態での人間の心理が垣間見える作品
最近またヒッチコックにハマってます!
プロパガンダ映画ということは知らずに見ましたが、戦争と言うよりは人間の心理に迫ったサスペンス映画という感じでした。
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