砲撃を受けた船。
死を免れた人々が集う一隻の救命艇は途方もない海に囲まれた密室と化す。
敵味方人種職業入り混じり展開する人間模様。
「一緒に生きるより一緒に死ぬ方が奥が深い」
絶望の中で見る光は…
密室心理劇で群像劇の典型。救命艇の先客は優雅に着飾った女性ジャーナリスト、そこへ生存者が次々乗り込んでくる。負傷者、看護者、気の荒いアメリカ男、敵のドイツ人、黒人…属性ごと役割分担されるキャラクター…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
あの時代にどうやって撮影したんだろってシーンがいっぱいあった。マジで海でとってんのか?
ナチ野郎がいい奴と見せかけてやっぱナチ野郎だったけど、まぁそりゃ1944年の映画だから当たり前か。ラストがちょ…
海の上での密室ワンシチュエーション劇。
ドイツ軍のUボートに攻撃されて沈没した客船から生き延びた人が1隻の救命艇に乗り合わせてそこに攻撃したドイツ軍の乗組員も助けられてあれやこれやなお話。
最初…
限られた空間の中、身体的な動きに制限があるからこそ、徹底的な心理描写が光っていた気がする。
登場人物もみんな個性的で、アメリカという国の多様性を表しているかのようでした。
彼らの印象、関係性が船の…
第二次世界大戦中、救命艇で起こる物語。
様々な人種や性別、敵国ドイツ軍の一員もが一つの船の上で生き延びようとするが…
極限状態での人間、戦争の皮肉さを表現しながらもヒッチコックの主張ではなく問題を…
ワンシチュエーション密室人間ドラマ
どう終わるのかまったく読めず最後まで楽しく鑑賞
ドイツ人が混ざってしまったところから見ている側もずっと疑心暗鬼に
戦時中の作品にも関わらず誇張した表現はさほど無く…
海上の密室劇。
ワンシチュエーションスリラーの走りですかね。
地味に登場人物が多くて最初少し掴みにくいです。
この手のシチュエーションでは良くありますが人間関係が新たに形成されたりそれがいとも簡…