アルフレッド・ヒッチコックの初期の作品で珍しくサバイバル物ですがやはりヒッチコックなだけあって限られた空間の中での人間の心理劇が展開されます。
ナチスの砲撃によって沈められた船からからくも救命艇に…
第二次大戦下.魚雷攻撃を受けた船から脱出した生存者たちが一隻の救命艇にたどり着きます。
そこには様々な人種・職業・身分の人々がいましたが.この極限状況下では平時の人間関係が維持できるはずもなかった.…
「ただナチは信用できん。付近に敵の潜水艦がいるのかも知れん。何か隠してる。こいつの意見は信用できない。そうだろ?」
密室のワンシチュエーションだが、反戦を謳ったストーリーという訳ではなく、人間ドラ…
一隻の救命艇に逃げ込んだ人々を描いていくワンシチュエーションサスペンス映画
船にいる人々は多種多様で、危機的状況であっても打ち解けられない様がリアルだった
ドイツ軍人だからという理由だけで船から降ろ…
水準以上の作品ではあるが、ヒッチコックとしては凡庸な出来。
ショットの捌きは流石であるが、制約の多い作品なのでサスペンスがそれほど盛り上がらないのは物足りない。
新聞の痩せ薬広告でのカメオ出演が一番…