神の意志によりアダムとイブは誕生し、知恵を授かります。
アダムとイブは裸で戯れ、愛し合うようになり、やがて恥辱を知り服を着用するようになる彼らが、あらゆる苦難を乗り越える人類創世の物語。
原始時代、アダムとイブが誕生し、彼らが数々の困難を乗り越えていく様を描いた作品。
どんなジャンルなんだこの映画。
タイトルだけでとんでもなさが伝わってきます。
見る前から見終わった後の気分がなんとなく予想できる映画です。
アダムが土からグロテスクに生まれて、アダムの肋骨から産まれる筈のイヴは何故かアダムの作った土人形から生を受けます。
ストーリーは最初のうち創世記を適当に改変しつつも、大まかになぞりながら進んでいく。
そうだとは思ってはいたが、VSと付いているのに二者はあんまり戦わない。
しかしながら、物凄いタイトルだが、中身の方は至ってマジメ。
おちゃらけたりせず、キチンと撮っている。
ただ、ほとんどセリフはないし、ほとんどハダカだし、海だったり山だったり砂漠だったりロケーションはすごいですが・・・面白くない。
アダムとイブが延々痴話げんかしながら世界を放浪するだけ。
悪い出来ではないけれど、誰が見るんだこの映画。
俺か・・・