芸術を愛する故に建築や音楽に破滅的なまでの浪費を繰り返し、〝狂王〟との異名を持つ第4代バイエルン国王,ルートヴィヒ2世の半生を描いた作品。
実際にルートヴィヒが建てたお城で撮影するなど、その圧倒的…
ドガンと4時間の完全版、も海外ドラマだとたった4話分の今日この頃。それでもこの飽きることない4時間の大河感はやっぱドラマにはない。CGをせせら嗤いそうなヴィスコンティのリアル美学。利休が見たら発狂し…
>>続きを読むバイエルン王国の若き王、ルートヴィヒ2世の波乱万丈の生涯を描く伝記ドラマ。
ジョニー・デップの若い頃を思わせるヘルムート・バーガーにメロメロな作品だった。そして長い!4時間という長尺!…それでも十…
4時間もあるが、余裕のある作りになっていて、意外と最後まで見れる。浪費と退屈の中にある豊饒な可能性。特に、ワーグナーが奥さんの誕生日プレゼントにオーケストラを演奏させるシーンが良すぎ。
大岡昇平の…
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Ludwig II.(1845-86)
r.1864-1886
Elisabeth von Wittelsbach(1837-98)
r.1854-1898
1866:Deutscher Kr…
再見。ヴィスコンティの映画は、19世紀の長編小説のような時間感覚や空気が流れているような気がする。同世代の監督にはその雰囲気はまったくないんだけど、貴族出身ということが身体に染みついているような。こ…
>>続きを読む豪華絢爛、重厚で格調の高い映像が展開され、高級感のある映像体験をした気分になる。ラストシーンにある 永遠の謎でありたいとゆうセリフは印象である。永遠の謎が興味を引きつけるのか。愛の死が根底に流れてい…
>>続きを読む長尺の史劇だけど複雑に語られているわけではないので意外にサラっと観れた。
19世紀のバイエルン国王ルートヴィヒ二世の即位から没落して死ぬまでが描かれている。
イタリアの貴族ヴィスコンティ家のルキノ…