ルートヴィヒ 完全復元版に投稿された感想・評価（★4.1 - 5.0）- 8ページ目

美しい、完璧に美しい。
至福の4時間*:.｡.＊

豪華絢爛なバイエルン王族の世界と、それにぴったり溶け合ったシューマンのピアノ曲やワーグナーの音楽、ルードヴィヒ2世(ヘルムート・バーガー)の高貴さ…

神話の中に生き、芸術とロマンを軸に政治を行い その為には国をも破滅させてしまう実在した王様の話。愛と情熱と虫歯の“狂王”。美しい外見。誰の手にも負えない狂ったロマンチスト。その危険で魅惑的な王を、美…

長かった…4時間は疲れる。
興行面を考えれば1.5時間カットされたのもやむを得ない。
それでも完全版にこの評価なのは、全てにおいて完璧なまでの再現、細部にまで徹底的に手を抜かない豪華絢爛な絵巻の迫力…

ヴィスコンティ作品は、音楽がそれとなく流れてるのがすごく好きです。なんとなく、ヘルムートバーガーは自分自身のことを映画の中で演じてるのかなっていつも思います。やってる役と役者自身の個性がかぶって見え…

偶然か必然か

　コッポラ監督の「地獄の黙示録」にすごく影響を受けて、今考えると馬鹿なことをしていたのだが、「ワルキューレの騎行」を一時目覚まし代わりにしていたことがある。この曲を作曲したのがワーグ…

一つ一つのシーンに題名を付けたくなるほどの高いクオリティの映像に対して、約四時間の集中力を持続させる事は難しい。それほど素晴らしい映画だった。

ただ「ベニスに死す」の方が、此処ぞという時の画の力は…

TSUTAYAにあったので再見
一般的な映画とは格が違いすぎて、比較できない、最強
世界で最も素晴らしい映画のひとつ、異論は認める
ヘルムートバーガーがとんでもない城をつくって引きこもるのだがその敷…

19世紀中頃、ドイツ南部に位置するバイエルン王国で18歳と半年の若さで国王となったルートヴィヒ2世。
彼の半生を、身近にいた人達の証言を交えながらヴィスコンティの拘りのカメラで描く超大作。

40年…