六

ルートヴィヒ 完全復元版の六のレビュー・感想・評価

ルートヴィヒ 完全復元版(1972年製作の映画)
-
バイエルンの歴史には詳しくないので復習をしながら見た。神話と伝説に取り憑かれた狂王と呼ばれたこと。フランツヨーゼフと皇妃エリーザベト亡き後のハプスブルク家について。ロミーシュナイダーの当たり役「シシー」、それに対する苦悩。

肝心の映画についてはまだ自分の中でぼんやりとして言葉にまとまらないけれど。

こちらに何かを問いかけてくる映画というよりかは、完成された芸術品、という感じ……。
背景の調度品も、衣装も、何もかもが本物に見える。
ヴィスコンティは「映画を観ている!」実感が強く持てて好きです。
六