このレビューはネタバレを含みます
若くしてバイエルンの国王に即位したルートヴィヒ。
関係者の口から彼の人生が語られるという形式で物語は進む。
ルートヴィヒの戴冠式は、従姉妹でオーストリア皇后エリーザベトらを招き豪華に執り行われた。
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【さぁ4時間の旅が始まる…𓁹𓁹✩⃛*ೃ.⋆】
「狂王」、「メルヘン王」などの異名を持つ
バイエルン王ルートヴィヒ2世の人生を描いた
ルキノ・ヴィスコンティ先生のお時間です。
『家族の肖像』ぶりのヴ…
ヴィスコンティー作品の中で一番好きな作品。
他の作品にみられる下品なズームインなどもなく気品に溢れている。
ヘルムートバーガーが若々しく美しい時代からボロボロの中年まで演じ切る。
狂王と言われるが…
第4代バイエルン国王・ルートヴィヒ2世。史実に沿った歴史映画。前後左右自在に切り替わるカメラ。ドイツ語からイタリア語に吹き替えられているため台詞と口の動きにズレ(ヘルムートバーガーの声はどちらもご本…
>>続きを読むとにかく豪華な宮廷ものを欲してしまい、それならばヴィスコンティだ!ということで前々から観たかった本作を鑑賞。
バイエルン国王、ルートヴィヒ2世の波乱の人生を描いた歴史ドラマ。
ルートヴィヒは芸術(…
胸焼けしそうなルートヴィヒ2世の生涯。
ヴィスコンティが描くので、画面の端々まで油断なく全てが優雅で格調高い雰囲気。
ルートヴィヒのヘアスタイルどしたんって爆笑してたら肖像画そっくりで真顔になり…
ヘルムート・バーガーは圧倒的に髭ありの方がかっこいい。
ロミー・シュナイダー、ハスキーボイスといい特徴的な垂れ目といい、蓮っ葉なイタリア美女という感じで皇后には到底見えない。
チャーミングではある…