4時間近くと長いですが面白かったです。バイエルン王ルートヴィヒ2世の半生を描いた作品。舞台はドイツですが、イタリア映画なので、台詞がイタリア語なのが不思議な感じです。
王位についた途端、突然音…
ヴァーグナーを愛するあまり国を傾けたメルヒェン・キングの半生を描いた一作。むしろ、ルートヴィヒを焦点に当て過ぎて、近視眼的な内容になっている気がする……と感じるのは、ルキノ・ヴィスコンティとそりが合…
>>続きを読む19世紀中頃、ドイツ南部に位置するバイエルン王国で18歳と半年の若さで国王となったルートヴィヒ2世。
彼の半生を、身近にいた人達の証言を交えながらヴィスコンティの拘りのカメラで描く超大作。
40年…
20年前にノイシュバンシュタイン城に行きルートビィヒを知る。芸術のパトロンになりお金使いまくったバイエルンの王様、最期は湖で溺死するという説明をガイドさんから聴かされた覚えがある。
映画としては退屈…
バイエルンの歴史には詳しくないので復習をしながら見た。神話と伝説に取り憑かれた狂王と呼ばれたこと。フランツヨーゼフと皇妃エリーザベト亡き後のハプスブルク家について。ロミーシュナイダーの当たり役「シシ…
>>続きを読む記録
ルートヴィヒⅡ世の即位から死までを史実を基に壮大に描いた歴史大作。L・ヴィスコンティの「ドイツ三部作」の最終作で、彼の得意な絢爛豪華な貴族趣味を高め、ワーグナーとの関係や、従姉の叶わぬ恋、ホモ…