トルーマンバロウズ

キラー・クロコダイルのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

キラー・クロコダイル(1988年製作の映画)
3.5
舞台はカリブのとある沼地、ここでは放射性廃棄物が不法投棄され一帯が汚染されていた。
環境保護団体のメンバーであるケビンたちは現地に調査に向かうが、そこで彼らは廃棄物の影響で突然変異を起こした体長10メートル以上の巨大な人食いワニに遭遇する・・・・。

沼地を舞台に放射性廃棄物の影響で巨大化した人食いワニが人々を襲うB級モンスターパニック映画の佳作‼︎
正直ストーリーは放射性廃棄物の影響で巨大化したワニが人を襲うというB級映画としてはありきたりで平凡な内容ではあった。
しかしワニの特撮は作り物感が強いが巨大でなかなか迫力があり80年の映画アリゲーターのワニに決して引けを取らない出来の良さで個人的にはかなり好きなデザインだった。
また女性や子供も容赦なくワニに襲われるという非道っぷりや主人公たちと行動を共にするワニハンターのおじさんのカッコよさなどなかなか見所の多い作品でもあった。
ややテンポがダレる部分やオチがありきたりなど微妙な部分もあるにはあったが、B級映画お得意の不必要なお色気描写などもなく全体的に安心して鑑賞できるモンスターパニック映画の佳作だった。