期待してなかったけどむちゃくちゃよかった。要約すると数行で事足りそうな他愛もない話なので最小限の場面を、だだっぴろく取って無内容な会話や動作で埋め尽くすびんびん物語のタイプ。画もあきさせんくてよかっ…
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M・フォアマンがチェコで手掛けた初期作であり、フォアマンの実体験を基に作られ、チェコ・ヌーヴェルヴァーグの代表作。この映画は現実主義を取り入れ、役者はアマチュアの俳優を使い、芝居も即興の芝居を…
※ 新文芸坐シネマテークVol. 12「チェコ・ヌーヴェルヴァーグの真珠たち」にて鑑賞。日本語字幕付き、35mmフィルムでの上映。
人づてに、題名やあらすじは聞いたことがあるけれど、ちゃんと、劇場…
高校生のころ憧れも好きもあるけれど恋が何なのかわからなくて、近所のTSUTAYAでタイトルに「恋」がついた映画だけを借り漁っていた。そのときに出会った一本。でも結局このブロンド少女も恋がなんだかわか…
>>続きを読む少女たちのナチュラルでメランコリックなふるまいと、男性や中年の戯画化されたコミカルさが対照的。どちらも細やかな人間観察だけが可能にする描写であり、フレーム内に人物が錯綜する画面を俯瞰しているかぎり、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
大人になって世知をつかんでも成熟できるとは限らないということが示されるなかでの、若い女の子の未熟さ、残酷さ、見通しの甘さ、軽率さ、が(笑えつつ)切ないのだけれど、プライドを守るためのひとつの嘘に少し…
>>続きを読む 年頃の女の子のまだウブな恋愛に対する幻想が優しく崩されるっていうお話。
随所にベタな笑いや笑う所か曖昧なユーモアがあって脱力して観れました。切なくも全体的に優しい雰囲気に包まれたあったかい物…
東京・池袋の新文芸坐シネマテークにて。
田舎の靴工場で働く若い女の青春のひとコマ。
上映後の講義で大寺眞輔さんもおっしゃっていましたが、物語としては何てことありません。
どれくらい何てことない…