極黒の女子中学生

私は彼女をよく知っていたの極黒の女子中学生のネタバレレビュー・内容・結末

私は彼女をよく知っていた(1965年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

仕事欲しさに机の上でタップダンスをするウーゴ・トニャッツィの滑稽さに泣ける。トニャッツィの主観カットを挟むあたり抜け目ない。

庶民の男からはチヤホヤされるが芸能界では見向きもされないステファニア・サンドレッリの小市民っぷりも見てて痛ましい。彼女にとって唯一の出世コースである枕営業を断る高潔さは立派だが、最後の自殺というカジュアルな結末に落ち着いてしまうのは勿体無い。

ボクシングの試合の幕間に高級アパレルのファッションショーは食い合わせが悪すぎるだろ…