巫女の儀式を目撃したマー警部は、彼女に一生歩けなくなる呪いをかけられてしまう。
数年後、妹で新聞記者のミミが殺人事件の調査の過程で巫女に遭遇し…。
魔女から力を授かった巫女が、復讐のために魔界からよみがえるオカルト・ピンク・ムービー。
キョンシー好きの私ですらこれはいかがなものかと思いつつ視聴いたしました。
まあ予想どうりのダメさ加減でしたね。
あらゆる面でB級いやC級の作品。
ザブタイトルにキョンシーとあるくせに、キョンシー物ですらなかった。
何でこれをキョンシー作品としてリリースしたんだろ…。
恐らくこのサブタイトルが付いていなければ、よっぽどの物好き以外手に取る事はなかったであろうと思う。
それ以前に日本に入ってきたかどうかも怪しい。
ビジュアル的にも特筆すべきところはない。
また、ピンクムービーとあるが、実際は序盤のセミヌードと中盤の絡みくらいしかない。
ストーリーはオーソドックスな、いわゆる魔女の復讐で酷い目にあうというもの。
心霊ホラーというよりは、エクソシスト系に近い様相です。
まさに「チャイニーズ・エクソシスト」と言ってしまっても良い内容でしたね。
敵は、『霊幻道士3 キョンシーの七不思議』の強敵であるオーボーみたいな存在。
これはなかなかキャラが立っていると思う。
終盤は法術合戦のようなものもあるので、「香港ホラー」として観れなくはない。
BGMもなかなか良かったです。
だが最後は、何?何で?よくわかんない??
何の説明もなく唐突に終わります。
雑なストーリーで、チープでエロく、B級好きのツボを押さえているので、B級好きにオススメです。