映画数珠繋ぎ③/③
〜ブリタニー・マーフィ
アレックス・マーキン監督（デヴュー作）による、【ほぼ密室サスペンス】。
リバービュー・ホテル。
ジューン（ブリタニー・マーフィ＊）の部屋の向かいにある一室。
ホテルマンのポーターが部屋に入るとそこには、鮮血の痕跡が残されている、、。
時は遡り、「婚約者のジューンと浮気相手を撃ち殺す」と親友・テリー（ダニー・ピノ）からの電話を受けたジュリアン（マイク・ヴォーゲル）は、何とか説得を試みていた…。
アヴァンタイトル、
ホテルマンの仕事ぷりと事件後の部屋を見せる。
冒頭、テリーの部屋をを訪ねるジュリアン。
誰が死んでいるのかは見せない。
そこから 時系列分解 して回想して行く、、
↑
普通に撮ったらなんて事はないストーリーをパズル崩して、ピースを嵌め込む構成は、定番すぎる。
2人の男、1人の女は、元凶ではあるが、言及してもいない。
必要最低限のキャストを機能させている。
お決まりご都合主義はあれど、ミスリード や人物、アイテムによる 伏線 も抜かりない。
撮影では、俯瞰ショットは良いが、ホテル内とか 不穏ムード 出したいが為に全体的にライティング不足で暗いのは気になった。
本作のメインは、伏線〜結末（あ〜とはなるが、大した驚きは無い）へ。
ラストは、事後、鼻につくカッコつけ⁈
（とても【ユージュアル・サスペクツ】みたいには決まらない）。
＊注記
＊故ブリタニー嬢（32）観れたのは良かったが、肩透かしを喰らい、特に彼女をキャスティングしなくてもという印象だが、皮肉な役柄でもあった。
