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最後の戦線 壮烈第六軍/壮烈第六軍!最後の戦線のmhのレビュー・感想・評価

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ヒトラーの無茶振りと無能な将官のせいで、ドイツ第六軍がスターリングラードの戦いで負けるまでを描いてる。
「スターリングラード(1993)」など、のちの映画でもみた描写(最後の飛行機に兵が殺到するなど)があるのは、基本史実に基づいてるからなんだろうね。
日本でいえばミッドウェイにあたるのが、ドイツにおけるスターリングラードという認識でいいのかな?
南雲中将がやらかしたことを日本の戦争映画でさんざん見たように、ドイツの側でも何度もこすってるという感じなのかもしれない。
倉庫を放棄するときに火をつけるという命令は受けてるけど、仲間に分配するとは聞いてないから分けられない。変更するなら書面でくれとか、いまでも十分起こりそうで怖い。
映画的な誇張が少なく、誠実な作風でけっこう面白いわり、ぜんぜん見られてないのはなんでなのか。
降伏して捕虜になって、死の行進の途中でエンドだった。
面白かった。
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