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アナザー プラネットのBalthazarのレビュー・感想・評価

アナザー プラネット(2011年製作の映画)
3.0
これは賛否両論、好き嫌いが分かれそうな映画だなあ。と思います。
ラストシーンもなんだか、靄が掛かったような気持ちになりました。
アース2の存在含めて、比喩がちょっと哲学的過ぎて自分の手には余りました。
いろいろな考察も散見されていますが。表裏一体だった2つの星が、観測によって互いの存在を認識した時点でパラレルワールドとして異なる未来が確定された?量子論的な?
映像表現は美しかったと思います。

突如として地球と鏡写しの惑星・アース2が出現。そんな中、将来はM.I.Tの宇宙物理学者になる事を夢見ていた女子大生ローダ・ウィリアムス(ブリット・マーリング)は、パーティーからの帰り道、飲酒運転で夫婦と子供の乗った車と衝突。母親と幼い子供を死なせてしまい、ローダは4年の禁固刑に服すことになる。刑期を終えたローダは、その事故で妻子を失ったイェール大学の音楽家ジョン・バローズ(ウィリアム・メイポーザー※トム・クルーズのいとこにあたる)に直接会って謝罪しようとするが、自分の訪れた真意をどうしても口にすることができず、咄嗟にハウス・クリーニングのスタッフですと嘘をついてしまう…。家族を失った男とその家族を死なせた女という、事実関係を告げぬまま禁断の絆を深めてしまう…。一方、アース2の探査飛行ミッションが進められており、参加希望者を一般人から公募していた…。
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