私の《ジェイクギレンホールのまだ見てない作品見ていこう月間》が始まり(月末だけど)まずこちら。
filmarks内でも目立たない作品だけど、ダスティン・ホフマン、スーザン・サランドン、ホリー・ハンター、エレン・ポンピオと、なかなかの顔ぶれでした。
なんだかコミカルな気配も漂う冒頭、ある事件に巻き込まれ死んでしまった娘のお葬式の日からスタートします。
深い喪失感から抜け出せない父と、母と、娘の婚約者がどうやって再出発するか・冬から春へと移り変わる物語。そしてもう一人、別の悲しみから抜け出せずにいる女性…。彼女との出逢いもまた、運命だったのか?
目新しいテーマではないけれど、70年代の優しい雰囲気の街並みと、かっこいい車と音楽でポイント高し★
特に音楽は映画の雰囲気にパーフェクトマッチ!!題名でもあるローリングストーンズのムーンライトマイルを筆頭にエルトン・ジョン、ヴァン・モリソンetc.
こういう感じ、アメリカに行きたくなる~o(^o^)o
悲しい題材なのに笑える場面もあったりして、決して重苦しいだけではなかったです。
中弛みしてしまうマッタリ感もありました…。
ジェイクが演じる娘の婚約者・ジョーの物語をメインに据えながらも、亡き娘との決別ができない父母の苦しみそれぞれにもスポットライトを当てているのでちょっと盛り込みすぎかな(^_^;)
それでもダスティンとスーザンの夫婦の存在感ったらない。時に皮肉に、時に優しく、そして罵り合う。
“お尻を向けて寝る関係”…夫婦とは複雑なものですね。
ジョーはちょっと頼りなさそうな草食系(ロールキャベツ系かも…)男子。伝えたいのに伝えられない秘密を抱えたもどかしさをうまく演じていました。始めの方は台詞も少ない。。
ギラギラしてないジェイクに戸惑いつつも、ときめく私(,,•ω•,,) 完全にフォーリンラブ
うーん、雰囲気勝ちな作品でした。