このレビューはネタバレを含みます
古い館に幽霊が…From スペイン
退屈です。
よくある Haunting 系に、宗教色を混ぜた作りは良いのですが、な~んか終始ぐだぐだで…
幽霊のCGも微妙で残念でした。
↓ネタバレあり↓
小児科医のフランチェスカは、生まれたばかりの息子の育児の為、辞職し、郊外の大きな屋敷に夫と娘と共に引越してきた。
新しい生活を始めるのだが、夜な夜な変な物音や幽霊の姿に悩まされる。
そこへ、60年の昏睡状態から突如覚めた(?!)ブランカという老女が現れ、ミゲル神父に助けを求めろと言う。
老女はさておき、フランチェスカはミゲルと共に屋敷を調べると、屋根裏でドクロマークの付いた映画フィルムを発見。
それは裏「NO-DO」という、幽霊が写るフィルムを用いて撮影された、オカルト事件の数々を収めた物だった。
そこには、1940年代当時、孤児の学校だったこの屋敷で、3人の少女が殺される映像が…
屋敷に悪霊が住み着いていると勝手に判断したミゲルは、単身悪霊退治を行い、火事になった屋敷と共に死んでしまう。
フランチェスカ家族は夫の実家に引越しました。。。
と、要約するとこんな感じですが、実はちまちま細かい設定もあります。
*まず「NO-DO」とは、フランコ政権時代に実際に政府が作ったニュース社の事。
*フランチェスカは実は3人家族、娘は10年前に死亡していて、その幽霊が見えていた。
*幽霊写るフィルムを使用したカメラマンの妻が、突如覚醒したブランカ。
*3人の少女は「聖母マリア様を見た」と奇跡扱いされるが、どうやら悪霊を見ていた模様。
等々…
色々な伏線があるも、どれもパッとしないネタで、どんどん暗くなってしまいます。
スペインの歴史に詳しい方には、なんとなく楽しめるカモ…?