塔の上のカバンツェル

ステイト・オブ・ウォーの塔の上のカバンツェルのレビュー・感想・評価

ステイト・オブ・ウォー(2005年製作の映画)
2.6
フォークランド紛争をアルゼンチンの退役兵が回想するという戦争映画。

敗北した側の目線の映画のため、全体的に悲壮感が支配するものの、かなり地味目な作品。

徴兵されたアルゼンチンの若者が、泥濘の中ですり減っていく姿がほぼ全編を支配する。

ポートスタンレー攻略戦を含む、英軍による突撃とか地上戦メインの映画なので、航空戦やヘネラルベルグラノやシェフィールドの撃沈を始めとする空海戦の派手さはない。

新兵が寒い…汚い…お風呂入りたい…がほぼメインの映画。