このレビューはネタバレを含みます
異形のモノしか登場しないこの映画で最高に笑えるのが、ATフィールドを軽く超えてくるハインリッヒの距離感な。あと死に方な。
アート映画をワイの様な低脳が深掘りしようする愚は犯すまい。これはただただイザベルを愛でておれば良いのだと思う事にして作品理解は諦めてる(Blu-ray購入を後悔しない為に)。
サムニールにボコされて顔面血だらけでも、イカの塩辛みたいな異形とまぐわってても、駅構内でハイテンション芸かましつつ体液垂れ流していたとしても、とにかく全場面で美しい(ちとメンタル心配になるが、、、)。
それはそうと、やっぱり憑依•肉体乗っとり系は苦手。毎度のことながら怖いより怒りや同情が湧いてしまう。それだけ映画に入り込んでるって事なのかなあ。
ベルリンの壁がある時代映画。
追記
妻側に起きた事を抜きにしてシンプルに考えると愛した妻の浮気が発覚した事で夫が狂ってやらかす話か。監督の体験談とのことらしいが、それをこんな風に昇華するかねしかし。一種の箱庭療法みたいなもん?