途中までは不倫もののサスペンスっぽい感じ。カフェで夫婦喧嘩して大暴れしたり、妻の不倫相手に喧嘩売って逆にめちゃくちゃやられたり面白い展開が続くけど、アイツが登場してからはまるっきり様相が変わり、狂気の世界に足を踏み入れることになる。地下鉄の構内で牛乳ぶち撒けてのたうち回るシーンのインパクトといったら…イザベル・アジャーニの憑依したような演技に圧倒されるけど、サム・ニールも相当やばい。
ただ、何回見ても意味が全くわかりません。でもたまらなく好き。考えてもわからないからたぶん感覚的なもの。結局天才の頭の中はわからないっていういつもの結論に落ち着く。でもわかった気になって見てる、そこがいいっていう堂々巡り。で、結局どういうこと？わからないからこのレビューも意味不明。
