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ハッピーエンドのできるまでのqpのレビュー・感想・評価

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 敏腕編集者であるマックスは、ロマンスに憧れているが、素直になれない不器用な女性です。男はあきらめても子供は欲しいと、新人作家ジェイクの面倒をみる代わりに精子をもらうことにしました。子供が生まれて、一度ジェイクが離れたころから自分の気持ちに気付き始めるマックスだが、なかなか素直になれません。その後はすれ違いを繰り返していくというお話です。

 マックスがジェイクの原本を推敲するシーンが辛辣で面白いです。社会が認める実力だから性格は悪くてもなかなか直らないでしょう。子供が生まれるまではぶっ飛んでますが、子供ができてからの二人の気持ちの変化もなんとなく分かる気はします。

 すれ違いは少し強引に思える部分もありましたが、その間に入る子供のエマがすごいキュートです。子供が離れていた2人をくっつけるという状況が終始面白かったです。

 マックスやジェイクが他の異性との関係を観ていると、なんとなく文学的な人は恋を成就させるのは難しいと感じた映画でした。
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