lemmon

ラプソディーのlemmonのレビュー・感想・評価

ラプソディー(1954年製作の映画)
1.8
2時間近くにわたる壮大なギャグ映画?🥵。
ラフマニノフの旋律だけでドラマティックに演出するという荒技。

エリザベステイラーは富豪の娘だが、バイオリニストに熱を上げて、彼について音楽学校に。そこにはピアニストの良い男が。
テイラーがふたりの音楽家の間で揺れ動くと紹介されていたが、印象的には2人の音楽家が美女を選ぶか音楽を選ぶかで、破滅か成功かに別れる、といった印象。
ラスト、テイラーに選ばれた方はその後テイラーに浮気されて離婚、、、破滅だろうな。

描き込みがなく、クラシック音楽に頼りすぎで、うわべのセリフの連続に呆れる。
テイラーのライバルになり得たであろうバーバラベイツの置き方や、父親のルイスカルハーンの意味不明な娘甘やかしフォローとか、、、もうワケワカメ🤯。勿体無い。
急に数年後とかになったり、そこはしっかり描かんのかい!とか、時間の使い方も不思議だ🤔。


それでもなお、当時21か22のテイラーが美しい。ショートカットもよく似合うし、グラマラスな衣装から、細身なドレスまでなんでも良く似合う。この女なら仕方がないかと思えなくもない。テイラーのアイドル映画としてなら合格なのかも。自分は彼女に特にまだ思い入れがないので、ダメでした🙅‍♂️。

クラシック音楽の巨匠たちに敬意を込めて少し🤏スコアアップ。旋律は素晴らしいのだ。
lemmon

lemmon