もりもり

サイコ3/怨霊の囁きのもりもりのレビュー・感想・評価

サイコ3/怨霊の囁き(1986年製作の映画)
2.5
実の母を躊躇なく殺害したノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)は保安官や、街の人々にも気付かれず平然とあの丘の上の家で過ごしていた。

ある日、ノーマンのファンだと言い放つトレーシーが本の記事の為にノーマンと話しをしている中、金髪のショートヘアで荷物のケースにはイニシャルがM.Cと書かれた女性モーリーンと出会う。

以前にシャワールームでノーマンが殺害したマリオン・クレーンに似ているモーリーンを見たノーマンは戸惑いを隠せずにいた。

そんなモーリーンがあのモーテルの1号室の部屋へと宿泊をしてから三度、連続殺人事件が始まってしまうのであった・・・

【感想】
主演のアンソニー・パーキンスが初の監督にも挑戦している今作ですが、ちょっとネタ切れ感が否めないなと感じましたね😅

起きてる連続殺人事件は『サイコ』でやってるような事と一緒なのでクライマックスでの衝撃的なシーンに期待するが・・・

う〜ん🤨

ノーマンは誰であろうが殺す人だというサイコっぷりは分かってるので、実の母親が嘘だったとか本当だったとかは正直もうどうでもよくて、ノーマンが怨霊の囁きに打ち勝った事もこれといって普通の展開であり過去2作品と比べてしまうとどうしても物足りなさを感じてしまう次第であります。

今作のキーマンであるトレーシーだが、本の記事の為とはいえ、えらいしゃしゃり出てくる感じとかあまりピンとこなかったし、キャラとしての存在感もなんか薄かったように感じました💦

全体的に物足りなさが目立った今作ですが、ラストシーンのノーマンがニヤッと微笑むシーンが『サイコ』のラストシーンと重なる感じは良かった👍
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