少林36房

イタズラなKiss THE MOVIE Part2 キャンパス編の少林36房のネタバレレビュー・内容・結末

1.8

このレビューはネタバレを含みます

全三部作となる映画イタズラなKiss。
その第二作目となる、この作品は
何ヵ月も以前より多くの期待を受け
多くの心待ちにしていた人達から
「観たくてしょうがなかった!」
「この日(公開日)が待ちどうしかった!」等の
期待を超えた歓喜の声の中で劇場公開されたドクターストレンジと同じ公開日に上映された作品であります。

そんな大きな期待を集めたドクターストレンジと同じ公開日で大丈夫だろうか?と余計な心配もありましたが、もしかすると逆にそれは制作側の大きな自信有っての事かもしれません。
まぁそんな事は無い訳ですが。

さて
入江君の母親役を前作ハイスクール編の石田ひかりから代わり、今回は鈴木杏樹が演じています。
鈴木杏樹が頑張って演じているのは良く解るのですが、
やはり、ハイスクール編の石田ひかりのキャラクターと存在感の強さが圧倒的過ぎて、今回の入江母にはモノ足りないというか惜しい感じが否めない。
更にその夫であり入江君の父親役のホンジャマカ石塚も前作に比べて、かなりオトナシくなって、前作のウルサイぐらい賑やかだった夫婦が、今回はまるでお通夜かの様にオトナシくなってしまいました。
そのせいか前作を観た私からすると入江家のシーンが何だか気味が悪いぐらい暗く感じました。

一方、主人公の琴子は前作にも増して痛い娘感が更に増しました。
ただ前作もそうでしたがアホっぽさを出そうとしているのでしょうが、それがアホ娘というよりは、あざとくてウザイ女というふうに感じられ、更に今回の琴子からは前作にも増して、そのウザイ女感を強く感じてしまいました。

また前作に比べて作品中の、ギャル達がキュンキュンする様なキュンキュンシーンの数も少なめでした。

そういった事も含め
作品自体が前作から比べて
良い意味でも悪い意味でも
静かに、そして落ち着いた様に私は感じました。

個人的には
ハイテンションなシーンも、
しんみりなシーンも、
キュンキュンシーンも、
全体的に中途半端というか消化不良になった感じに思えました。

でも、前作と同じくカメラワーク(撮影)は今回も良かったと思います。

とりあえず次回作プロポーズ編も行きますよ

以上、オッサンのマジメな感想でした。

2017年1月に映画館で観賞
少林36房

少林36房