Norisuke

キューティ・バニーのNorisukeのレビュー・感想・評価

キューティ・バニー(2008年製作の映画)
3.2
プレイボーイのグラビアモデル、シェリーはプレイボーイマンションに住んでいたが、27歳の誕生日を迎えたある日、今のアンタは58歳と同じよ、と言われて追い出されてしまう。路頭に迷った彼女が行き着いたのは大学のZETA寮だった。そこはモテない女子の溜まり場になっていて、近日中に30人の入寮生を確保しないと潰される危機で…な話。
雑誌プレイボーイとその周辺の事情を知っておくと、更に楽しめそう。オツム弱めな元グラビアアイドルがモテない女子をイケイケに改造する展開は面白い。パーティー開いたり、慈善活動したり、向こうの大学生活って楽しそうだなと思う。
ZETA寮のリーダーがエマ・ストーンで、ブサイク状態のときは「いや、アンタ可愛いですやん」とツッコミたくなるメガネ女子だけど、まあ本人としては頑張っているんだろう。
アブリルの「Girlfriend」に乗せてショッピングをして変身するシーンは面白い。化粧とウィッグとウォーターブラで女はこんなに変われるものなのか、と驚かされる。
おバカな発言は多いけど、下品になりすぎることもなく、ルッキズムに物申して大団円で終わるラストは観ててスッキリした。 
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