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キューティ・バニーのペジオのレビュー・感想・評価

キューティ・バニー(2008年製作の映画)
3.9
エロくないよりはエロい方がいい

あんまり馴染みが無いのでアレなのだが、「プレイメイト」とは日本で言えば「グラビアアイドル」みたいな立ち位置なのだろうか(一応ポルノ女優とは違うんだよね?)
映画を観てると成程パブリックイメージも似ているようである
「性を露骨に売り物にして男ウケばっかり気にする頭カラッポ女」みたいな
基本男性ファンがメインで一部の「良識ある」女性からは蛇蝎の如く嫌われているところもおんなじ

「それの何がいけないのか?」という映画である(「エロくてバカな女……最高じゃん!」という僕の個人的な意見はさておき。)

異性ウケの良い人達に対して殊更反感を抱く人達は要は自分がそうじゃないからっていう嫉妬混じりの感情もあるんでないかい?
それは「自信」という部分に直結して、ある人はそこを知性や品格で埋め、ある人は「個性」という殻に引きこもり、ある人はひたすらに「ヘイト」を育てる
映画では孤児院出身という主人公の過去も手伝って、これが一つの「生き方」として尊重して描かれている印象を受けた
自然な「成長物語」への移行は、この生き方へ疑問符を投げかける視点も配置されており、案外フェアな作り
フェミニスト的な視点も結構だが、社会へのコミットという部分でバランスが大事ですよって事ですかね

アンナ・ファリスの「天然」な魅力に説得力があった(「眼は顔面の乳首よ!」という台詞に納得でき過ぎた。)
動機こそ「男ウケの為」ではあったが、一所懸命頑張る姿は素直に応援したくなる
エマ・ストーンやカット・デニングスもビフォア&アフター共に可愛い
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