りょーこ

生れながらの殺し屋のりょーこのレビュー・感想・評価

生れながらの殺し屋(1947年製作の映画)
3.0
死よりも残酷なのは心が罠と網で出来た女だ

邪魔者は徹底的に排除するサイコパス男に惚れた自己中女とそれに振り回される人々のお話。

なんともギスギスした展開が続きますが、探偵役のメタボさんが可愛くて癒されました♪

意外と優秀だし( ´∀`)



離婚したばかりのヘレン。

カップルの死体を発見するが、面倒なので見なかったことにしてサンフランシスコへ。

道中、俺様キャラな男サムに出会い惚れる。
が、妹に紹介したら、金持ちなこともあり、なんと妹と結婚しやがった。

ま、まぁ私にも婚約者いるしぃ~
と強がるが、サムの魅力に勝てず、妹の目を盗んではチュッチュする。

一方、殺されたカップルの知り合いが、事件解決に探偵アーネットを雇った。

それを知ったサムは、悪(邪魔者)即斬!とばかりに殺しにかかるのだが……



欲しいモノは絶対手に入れる!
お前のモノは俺のモノ!!

えーと……
こんな男のどこがイイんだい(笑)?

何様だよ(* ̄∇ ̄)ノ

共依存みたいに彼と同居してる親友?マーティも気持ち悪い。
俺だけがサムを理解してる、とか思ってそう。

結果サムはサイコパスなのでサイコパスなラストを迎える訳ですけどね。

んーなんとも言えない作品でした。

探偵のキャラが面白かったので、もっと活かしても良かったかも?
りょーこ

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