りょうた

猟奇殺人の夜のりょうたのレビュー・感想・評価

猟奇殺人の夜(1980年製作の映画)
4.0
短い記憶しか保てないエリザベスを車で助けたロベールは家に連れ帰りベッドを共にするが、翌朝ロベールが出掛けている間に男女が現れエリザベスを連れ去ってしまう。彼らは医者で、エリザベスが抜け出した収容施設に連れ戻すためにやってきたのだった。実はこの施設、発電所から漏れ出した放射能の影響で記憶を失い脳細胞が死んでいく患者を世間から隠蔽するための隔離施設で、患者はやがてどこかに連れて行かれ安楽死させられる運命にあった。エリザベスは施設で共に暮らすヴェロニクと一緒に施設を抜け出しロベールに助けを求めるが再び捕まってしまう。その後ようやく再会できた2人だったが、ロベールはエリザベスの記憶から消えていた。
エリザベスを助けに来たロベールと医者の助手が突然踊り出すの意味不明で笑える。ベッドシーンはともかく(長いけど)、脱ぐ必要のない場面で次々裸になる女性たち。監督の嗜好なのだろうか…考えてみると冒頭エリザベスを追ってきたヴェロニクが全裸だったのも意味わからん。ラスト寄り添い去っていく2人はなんだかよかった。
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