退廃、破滅、純愛。
10分前のことすら忘れてしまう記憶喪失の美女エリザベートは道で彷徨っていたところを青年に出会う。
2人は一夜をともにしたが、エリザベートは医師によって精神病院に連れ戻されてしまう。病院にはエリザベートと同じ症状の人々が。どうやらこの病院、何か秘密がありそうだ…な話。
近未来的でディストピア。退廃的だけど、幻想的で美しい世界観。
現代の延長の中のSF要素がさりげなくて良き。
エリザベート役のブリジット・ラーエの艶やかで憂いを帯びた演技に釘付け🥰
しっとりラブロマンスかと思いきや、顔面バサミやエッチの最中に殺されちゃったりところどころ外連味のあるシーンもあったりして楽しい。
ラストの美しさは筆舌に尽くし難い。男の子タフすぎない?とは思うけど美しいからそれで良いのだ。
ようやく日本語版で見れたけど、VHSのジャケットに「人類を破滅に導く近未来ヴァンパイアの恐怖」って大嘘書いてあって笑った。