Ritz

バーバーショップのRitzのレビュー・感想・評価

バーバーショップ(2002年製作の映画)
3.0
シカゴのストリートに店をかまえる床屋さん、その名もズバリ「バーバーショップ」

約半世紀も昔から受け継がれてきたこの店を3代目のカルビンが切り盛りしている。地元に根づいた床屋は町に住む人たちのたまり場と化し、いつも店内は大にぎわい。しかし、経営は思いの外軌道に乗らないし、先代からの借金の返済もままならないのが現状。そんな中、カルビンは皆に黙って店を売りに出してしまう…

全米初登場1位!!ヒップホップ系人情コメディ♪
とのことで興味津々観てみたが、ヒップはしてるけどホップにはもう少し足りないような印象(→意味不明)

失ってわかる大切なものに、ようやく俺は気がついたぜ…的な流れはよかったが、平行して進むストーリーからばらまかれる伏線の山があからさま過ぎて終盤の展開はまる見え状態。
しかもいけないことに、このバラマキストーリーが以外とおもしろく、途中からは完全にこちらがメインストーリーに(笑)

出演者の9割が黒人さんということもあり作品は全体的に「ヘイ、メーン」な感じ。ともかくヒップホップ系というのは百歩譲ったとしても、人情コメディというのはちょっと…煽りすぎではないか?

…とまあ終始しっくりこない印象でしたが床屋さんとリンゴジュースが好きな人にはおすすめ。
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