とし

異次元へのパスポートのとしのレビュー・感想・評価

異次元へのパスポート(1980年製作の映画)
2.0
アメリカで製作された、SF映画です。

グラント一家が砂漠に最新鋭の家を建て、引っ越して来た。だが、その夜…不思議な出来事が起こり始める。次第に現象は派手になり、やがて宇宙人やモンスターが彼らの前に姿を現わす!…という内容です。

うーん?「何だか、サッパリ話が理解出来ないぞ?どうなっているんだ?」とネットを検索すると…『脚本を書いたのは、映画界において実務経験の無い素人』『監督が更に勝手に脚本を改変』『元々はスピードレーサーが主役のアクションもののハズだったが、予算の関係で改変(改悪とも言う)された』…ちょっとちょっと!それ、絶対アカンやつ!それを先に知っていたら、観なかっただろうなぁ(笑)。

モンスターの動きはストップモーションで撮影されており、それはなかなかの出来。そこだけですよ、評価出来るの。てか、その分野の映画観るなら、『アルゴ探検隊の大冒険』とか『タイタンの戦い』観る方が全然楽しいよね!

先に書いた通り、脚本が無茶苦茶なので、突っ込みどころは満載。UFOが家の中に窓を すり抜けて侵入して来たのに、木のドアは すり抜けられずレーザー光線を発射するが…黒く焦げるだけで開けられず、諦める…とかね。宇宙人の技術…ハイテクなのか、ショボいのか、どっちなんだ!

脚本、ただでさえ分からないのに、意味不明なナレーションが入ったりして、更にそれは加速。まさに、異次元!…はっ?!これがタイトル『異次元へのパスポート』の真意なのか(笑)!

どうせ観る人もいないだろうけど、ラストの突っ込みは一応行数開けて書きますわ(笑)。
















ラスト、異世界というか、異次元というか、別の星というか…説明無いから良く分からない場所に飛ばされる一家(いつの間にか、別地で彷徨っていて異世界に飛ばされていなかったリチャードもいるし)。そこでグラントが「分かったぞ。こうなる運命だったんだ。新しい人生が始まる」と言って笑い、ハッピーエンドですよ!その星の人が友好的かどうか、分かって無いのに…。楽天的過ぎる(笑)!それ、不安しかないでしょ普通!バッドエンドだよ!?
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