最初のうちは興味深く観ていたが、自死を図り入院して以降は病状回復の都合のよいステレオタイプのように思われ、リアリティが稀薄な印象を受ける。人間誰しもその内面に幼少期から抱える痛みを抱いて生きており、…
>>続きを読むお茶を飲むのを忘れたぐらい
見入ってしまった。
映画をみながら、しまい込んでいたような子供の頃の自分の記憶の体験が、ぼんやりだが浮かび上がる。
簡単には解決したくない。
理解できるなんてちっとも思わ…
おすすめしてもらった監督の映画
医者という立場に誇りを持ってる女性がある出来事を引き金に過去のトラウマや日々のストレス恐怖心不安感が引き摺り出されて精神が崩壊していく経験を得て、
それからまた患者を…
久しぶりのベルイマン作品。
今作は“ホラーのよう“との前情報だけ頭に入れて鑑賞。
恵まれた生活を送っていた精神科女医(リヴ・ウルマン)が突然精神的な病いに陥り、はじめて絶望的な苦悩を経験。自己の精…
リヴ・ウルマンの目力と表情。
カサヴェテス諸作に通ずるような不穏さと直情的な演出がハラハラする。
その通りのように前半と後半の落差が凄まじく、特に終盤の鬱積した感情が溢れ出す様には圧倒される。
その…
いかにも自立した女性然としたほほえみが印象的な前半、
一転してこれでもかというほど不安定な様子を見せるエニー
その振れ幅が恐ろしかった、、
なんとかして自我を保っているひとたちはだれでもささい…
トラウマを抱える精神科医の女性の精神世界を描いた、幻惑的なヒューマンドラマ。
ベルイマンの傑作『仮面/ペルソナ』と通じるテーマと演出。
老いや死への恐怖、精神科医として患者を治せない罪悪感、死ん…
(2024.17)
精神科医のエニー(リヴ・ウルマン)は、夫と娘が仕事や行事で不在の中で、引越しの準備のために祖父母の家に身を寄せることになる。そんな中、ある事件に巻き込まれたことをきっかけに精神の…