このレビューはネタバレを含みます
ちょっと難しい映画だったが退屈はしなかった。
自分の頭を整理するためにまとめてみると:
主人公エニーは、ずっと、死が怖い、死が愛を奪っていくというトラウマを持っていた。しかもそれが原因で不感症だっ…
秋には新居の完成を控えて夫はシカゴへ3ヶ月の出張。家具もすべて売り払ったナーバスな時期に現れる暴漢二人組。お互いの望みこそ果たされないが開けちゃいけない竈門のフタを持っていってしまった。何十年溜めて…
>>続きを読む精神科医の女性が、精神的なトラウマを解決できないままアイデンティティを段々と見失っていく様子を映した映画。
老いと精神病、障害。時間を巻き戻して若返ることはできないし、脳機能を薬以外でコントロール…
これまたひょっこりU-NEXTにベルイマン先生の未確認映画が追加されていた!こんな日はいい日だな〜☺️(毎日U-NEXTの新作をチェックして内容により一喜一憂するヘビーユーザー)(U-NEXT側から…
>>続きを読む春はみんな気が狂うから忙しい。病んだ人を眺めてこんなことを言っては不適切かもしれないが、すごく怖い映画。ぼやっとこちらを眺めるリヴウルマンと、目覚めたらそこにいる黒目しかない異様な老婆。一人になって…
>>続きを読む映画というより症例報告を読んでいる気分。
室内の閉塞感と抑制された葛藤にジリジリ詰められ、たまに差し込む陽光にハッとする。誰しもが持つなんの変哲もない地獄と罪と福音。自分とのフェイス・トゥー・フェイ…