ぶちょおファンク

スモーキング・ハイのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

スモーキング・ハイ(2008年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★3 中盤★1 終盤★1

先日チェックした『宇宙人ポール』でポールの声を担当したセス・ローゲン。
そしてポールらを追う二人組の捜査官の一人ビル・ヘイダーも最初に出て来て、同じような笑いのセンスの俳優友達で作ったポール以前の過去作で期待もしましたが。。。

事件が起こって主人公たちが逃走するまでは面白いのに、そこからの脚本がちっとも錬れていないし矛盾だらけで、何個かある面白い脚本の小さな流れやアイデア、例えば勝手に主人公を凄腕の殺し屋と勘違いしている、とかをまったく笑いとしても脚本としてもほとんど活かしきれず、諸々放ったらかしな部分も多く、ギャグは所々爆笑できるのに残念な仕上がり。

なんで腹部を2発拳銃で撃たれてレッドは生きている?
最後のマリワナ工場の大炎上で何故ハイになる笑いを入れない?
あんな傷だらけ血みどろのブリーフ姿とかがいる3人組をダイナーの店主は入店させるか?

脚本が面白ければ些細な事も笑って許せて高評価もするが、この程度を面白がっていては本当に良く出来た面白いコメディー映画に対して申し訳ないので評価しない。

2017年72本目