R

スモーキング・ハイのRのネタバレレビュー・内容・結末

スモーキング・ハイ(2008年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

実家で。

2008年のコメディ映画。

監督は「ハロウィン」のデヴィッド・ゴードン・グリーン。

あらすじ

裁判所への召喚状を配達する仕事をしているデール(セス・ローゲン「ライオン・キング」)は麻薬の元締めであるテッド(ゲイリー・コール「スモール・クライム」)の屋敷で殺人現場を目撃してしまう。焦った彼は知り合いの麻薬の売人ソール(ジェームズ・フランコ「フューチャーワールド」)と共にテッドが放った殺し屋から逃げ果せるために、行く先々で騒動を巻き起こしていく。

Netflixにて、2度目の鑑賞。

現在絶賛公開中のフルCGリメイク版「ライオン・キング」でもイノシシのプンバァを演じている、個人的に大好きな俳優さんでもあるセス・ローゲン主演作。

助演はサム・ライミ版「スパイダーマン」のゴブリンJr.役でもお馴染みのジェームズ・フランコ。

ちなみに彼は昨年「METOO運動」盛んなハリウッド業界において、セクハラ騒動でキャリア的にも大きく後退してしまった印象。

まぁ、それは置いといて、兎にも角にもセス・ローゲンが親友フランコとタッグを組んで撮ったジャド・アパトー節全開のコメディ映画ですわ。

というわけで、何が今作1番面白いかといえばセスとフランコのブロマンスっぷりというかイチャイチャですわ笑笑。

仮にも裁判所からの配達人と麻薬の売人という正反対の間柄ながらも、持ち前の相性の良さと相まって、登場時から仲よさそー!!

それでいて、実に上手そうにハッパを吸いなさる…。そう、まるで仕事の後のタバコ休憩のように。

ご存知の通り、ここ日本ではドラッグの類は合法化されていない。しかし、反対に海外諸国では、当たり前のように映画でキャラクターたちがバカスカ吸いまくっているというこの事実、不可思議。

そう思わずにはいられないくらい、めちゃんこドラッグ三昧な2人、ここまで開けっぴろげだと、まるでドラッグを推奨しているかのように見えてしまう(ドラッグ、ダメ、絶対!!)笑笑。

特に今作ではオリジナルで、極上の逸品と称される「パイナップル・エクスプレス」をスッパするシーンがあるんだけど、それがまたものすごく堪能なさっていて。まぁ、もちろんその弊害はあって、森の中をいない追っ手から逃げ惑うパニックシーンはあまりにもバカらしくて笑ってしまった。

また、面白かったシーンと言えば、セスやフランコに続いて、こちらもアパトー一派のコメディリリーフ、ダニー・マクブライド(「ハロウィン」)が出てるんだけど、3人の室内大乱闘シーンはあまりにもガチすぎて、爆笑。しかも、長々と撮っているので、これは面白いけど、舞台裏は大変だったんじゃないのかと心配になるくらいだった。

まぁ、この手のコメディではお決まりの散々好き勝手やっても、お咎めなしのノーダメージな点含めて、サクッと楽しめるドラッグ推奨映画でした(ダメ、絶対!!)
R

R