いくらサーモン生ハム

脇役物語のいくらサーモン生ハムのレビュー・感想・評価

脇役物語(2010年製作の映画)
2.6
始まりは外国の映画っぽくて外国人のスタッフも多いしテンポも良さそうだったので期待したが、どんどん失速して安っぽく終わった印象。設定は悪くなかったと思うし役者は揃っているのにもったいなかった。

永作博美の性格がありがちな男の理想を具現化した女って感じでなんだかなーと。以前はこんな女になれたらなぁ…とか思ってたこともあったけど、これは才能がないと難しいし、かなりのところファンタジーだよなぁ…と冷めた目で見てしまう。

なんでこんな外国っぽい作りになったのか監督の経歴を調べてみると、監督は緒方貞子の息子らしい。なるほど、それで外国でずいぶん好きなことを追い求めて生きてこれたらしい。羨ましい。緒方貞子は犬養毅の曾孫らしい。家柄大事だよなあ。