ぶんぶん

イカリエ-XB1のぶんぶんのネタバレレビュー・内容・結末

イカリエ-XB1(1963年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

公開は1963年
ちょうど60年前に公開された作品で
2163年で200年後を描いている。

宇宙空間や宇宙船の映像
まだまだ微妙だが宇宙服はカッコいい。
まぁモノクロで少し退屈な映画ではあるが後の宇宙SFに影響を与えたのは確かだろう

冒頭の狂った男。
宇宙モノではあるあるの描写
地球から離れるストレスでおかしくなるが
人間を殺すのか!と嗜めて危機を脱する
そして人類が初めて遭遇しようとしている生命体は友好的?な様子!

乗組員は男女合わせて40人!
おじさん多めでみんな老けとる!
妊婦がひとり。宇宙での出産!初めての試みだ!
コールドスリープはしない。
高速宇宙船で地球に似た星へ探査に向かう
いて座のある星…
地球に戻れるのは15年後だけれど
時間の遅れが発生し経過時間は2年!
地球に残る奥さんが
自分が戻る頃には年上になってしまい
老けてしまうのを不安がったりしている。

船内では水着で運動したり日焼けしたり
着飾ってダンスパーティと優雅!
若い男が若い女にアプローチするのに
ひまわりをプレゼント
タネから凄い早さで成長したのも気になるが
おじさん達が若者の恋の行方を気にしたり
機械を困らせるような料理をオーダーしたり
ピアノやロボット…私物の持ち込みok!
みんな楽しそうに過ごしている。

私物のロボットの名前はパトリック!
80年物のレトロなロボット
低い声で話し方が怖くて不安になるが
コイツは何もやらかさない
ただの声の不気味なロボット!笑
頭の狂った男ミハルの銃で撃たれスクラップ!泣

とにかく平和に過ごしていたんだけど
前方に謎の物体⁉︎円盤UFO!応答がない…
調査に2人で向かい船内へ侵入…
どうやら20世紀の難破船のようだ
2人が酸素不足で争って
他の乗組員は毒ガスで殺されていた…
そして核ミサイルも搭載…
1人が溝に足を取られ
そのせいでミサイルが動いて核爆発!
船員2人は死ぬ。

航海を続けるが異変が起こり始める…
♂ミハルが気を失い死亡と判断されるが
普通に目を覚ます
以後、乗組員はみんな体調を崩し始める…
核爆発の放射能?ではなかった。
見え隠れする星!ブラックスター⁉︎
星?ブラックホール?
高濃度の放射線物質を放出?していて…

ミハルは船外活動で放射線を大量に浴びていた…
そして遂に発狂!
地球は無くなった!とトチ狂い銃で武装するが
諭されすぐに落ち着きをと戻すも…
新たな脅威!
被爆が原因で昏睡状態が60時間続くという
これが目が覚めかどうかも怪しいと…
地球に戻るべきか…
そうこうしている内に乗組員らは気を失うが
半分の時間も経たずに目覚めた。

自分達が探していた地球外生命体
というか向こうが自分達を見つけてくれて
目が覚めたのもどうやら彼等のおかげ
目指していた星に住む生命体は
高度な技術を持っている!
そのホワイトスターへ着陸軌道に入る…
白い雲をかき分け大地が見えてくる…
町⁉︎道路の様なものが見えて来る
これから出会うであろう彼らに
期待を膨らます乗組員達…ってラストだ。
ぶんぶん

ぶんぶん