犬飼

影の列車の犬飼のレビュー・感想・評価

影の列車(1997年製作の映画)
5.0
美しい 光と影の記憶。傑作だった。

ビクトル・エリセをして「現代スペインで最も優れた映画作家」と言わしめるホセ・ルイス・ゲリン。
ローファイなタッチで、モノクロからカラーへ、映像からポートレートへと転換していく表現が鮮やか。
たびたび挿入される、溝口っぽい水面と小舟のショットがとても良かった。
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