『撮りたい』『残したい』を収めた作品だと思う。魂が映像となりスクリーンを彷徨う。理解はできてないと思うし、メカス同様評価不能だが、好きなものは好きと言える気持ち抱きしめてたいってマッキーがイヤホンの…
>>続きを読むフィルムに像が結ばれ、画になり、それが動いて映像になり、焼き切れてただのシミになり、シミが動いて擦り切れてまた像を結んだり結ばなかったりする。偶然のせいで、抽象画と写真と映像が一個のメディアの上で行…
>>続きを読むカメラが回ろうが回らなかろうが、現実世界は厳然と在るということ。しかしながら映画を観るものは、フィルムをいじくり回すシーンや路地のシーンに象徴されるように、カメラを通した歪な、偏執的な世界しか受動で…
>>続きを読む予備知識ゼロで見始めて「これは何なんだ!」と思っていたら夢うつつで目がさめると俺はストローをくわえてマックシェイクを飲んでいた。俺はマックシェイクを飲んではいなかった。残滓というか幻視?を初めて見る…
>>続きを読む【映画における『百年の孤独』】
とある映画が、過去は変えられないが過去を使って今を変えることができるという胸熱理論で最高に感傷的な旅を我々に提示したが、ホセ・ルイス・ゲリンもまた過去を使って素晴らし…
ホセ・ルイス・ゲリンという人物は毎度詩的な映像表現を提示してくれる素晴らしい映画監督であるが、彼の作品で特に傑出しているのはこの作品だろう。
揺れる木の葉や屋敷内の鏡等物質の良さをそのまま撮った映…