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バタリアン リターンズのnodoubtのレビュー・感想・評価

バタリアン リターンズ(1993年製作の映画)
2.6
「カードキーは悪魔の囁き...」

1・2作目のワチャワチャ系ゾンビホラーコメディから一転、シリアス路線に舵を切った3作目。

彼女をバイク事故で死なせてしまった彼氏が、軍で研究しているヤバいガスを使って蘇生成功、ゾンビになった彼女と恋の逃避行へと出かけるお話です。

まあ恋の逃避行と言っても、ロマンティック要素も(ゾンビ彼女との痴話喧嘩はありますが...)悲恋な感じもありません。
(ラストシーンでかろうじて悲恋ぽくなってはいますが...)

まずこの全ての元凶であるアホな彼氏と、いろんな意味でイタい彼女が、やることなすこと馬鹿すぎて1ミリも感情移入出来ない。

本当に全部裏目、全部が最悪な方向に、しかも笑えないレベルのやつなので、観ていて全然楽しくない。

良かったのは、自分の身体を傷つけること(痛み)で自我を保っているという設定と、完全体になっての登場シーン(ピークでした)ぐらいだったかな。

てか、みんな点数高いのね。
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