真っ黒こげ太郎

ハゲタカゾンビ 感染注射の真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

ハゲタカゾンビ 感染注射(2007年製作の映画)
5.0
ゴアゾンビ映画もう一丁!!!!w

兎に角、滅茶苦茶血みどろ!!!ハイテンション!!!

ちったぁ落ち着いてください。w




狂気のマッドサイエンティスト、ワシリエンコ博士によって森の奥で密かに行われている、おぞましい人体実験。
博士はカメラを回しながら、泣き叫ぶ男の脳みそを切り開きレイジウィルスなるウィルスを投与し、男は怪物に進化!!!

だが制御不能レベルに狂暴化した怪物は拘束を解き、大暴れした挙句博士をぶっ殺し逃走!!!
乳繰り合ってるカップルを喰らい山の中を彷徨っていたが、苦しみ息絶えてしまう(!?)。

だが、そいつの死肉を沢山のハゲタカがムシャムシャしたことによって狂暴化し「ハゲタカゾンビ」へと進化!!!!!w
ハゲタカゾンビはそこら辺の人を襲い狂暴なゾンビに変えてたり、おバカな若者グループ襲い掛かったりして、山の中はトンデモねぇ地獄に変貌するのだった!!!!!!!!




狂気の科学者の実験によってゾンビ化したハゲタカが生まれ、人々を襲う、ハイテンション・グチャ味噌・スプラッター・ゾンビ・モンスター・パニック映画!!!w
監督は「ウィッシュマスター」のロバート・カーツマンさん。

何やら凄まじいグロゴアモンスターパニック映画と聞いてず~~~っと気になっていた今作、ようやく見ることができました。
そして実際、その期待を裏切らぬ凄まじいシロモノと化してました。www


何と言っても全編、ハイテンションでパワフルな残酷演出のオンパレード!!!

初っ端から脳みそ丸出し女の絶叫から始まり、その後も脳天切開、脳天ザックリ、目玉抉り、臓物ムシャムシャ、首チョンパ、脳天ドリル、等…。
兎に角凄まじい勢いで繰り出されるゴア描写の嵐。
序盤から女子供が容赦なくブッ殺され、その後もやたらグロシーンまみれな惨殺&血みどろのオンパレード。
どうやら制作陣が特殊メイク畑の人々で構成されてるみたいで、全編特殊メイクをフル活用したスプラッターな見せ場が満載!!!

作品自体は低予算らしく、空飛ぶハゲタカのCGはチープだし、どう見ても合成丸出しなシーンも多々見受けられが、それでも気持ち悪いクリーチャーや残酷シーンはしっかり特殊メイクを活用して描いてるのも好感触でした。


お話は、「若者グループがマッドサイエンティストの実験に巻き込まれエライ目に遭う」というありがち~なお話で、滅茶苦茶ベタな内容。w
脚本はツッコミどころ満載で、よくよく考えると行き当たりばったりな展開の連続だ。w

だが、話のテンポはやたらとスピーディだし、特殊メイクをフル動員したグロやモンスターの見せ場も多く飽きずに楽しめる。
怪物の襲撃シーンも凄まじく、凄まじい勢いで襲い掛かり、対する人間も石で激しくブッ叩くわ、そこいらの凶器を拾ってキレながらブッ刺しまくるわで全編、落ち着きがない!!!
(ゾンビに噛みつく博士に笑ったw)
この凄まじいテンションが最後まで続く!!!
多少落ち着く場面はありますが、それ以上にテンション高い場面の方が目立つ&多いため、終始テンション劇高で見れた。w
素晴らしいね!!!w

またハゲタカのゾンビだけでなく、凶暴ゾンビやら巨大ヒルやらゾンビ化した博士達等、登場するモンスターもやたら凝っており、良い味出してます。w
(後、博士の過去がやたら悲惨だが、笑えばいいのか泣けばいいのか。w)
話は薄っぺらいのですが、怪物側のキャラが妙に立ってるので、内容のしょうもなさを感じずに見れる点も大きい。
(まぁ結局はしょうもねぇお話なんだがw)
個人的にはアミバチックにマッドすぎる科学者のキャラが何か好きだw
(博士のキャラやクライマックスで「死霊のしたたり」を思い出す人、何人かいると思う。w)

ハッキリ言って話が多少スローになる場面はあるのでそこを気にする人は多いかもしれない。
が、肝心の内容が滅茶苦茶忙しないのでむしろ落ち着けるという不思議現象。w


一般視点から見たらしょぼくてグロいだけのバカ映画にしか見えんかもしれん。
だが、グロやスプラッター、パワフルさに全振りし、しょぼさ、チープさを物ともしない熱量に圧倒された、凄まじい映画だった。
ハッキリ言ってバカ極まりない映画だが、俺この映画、滅茶苦茶に好きですwwwwwwwwwwwwwwwwwww

勢いのあるバカスプラッターが好きなら是非とも見て損はない。
超が付くレベルでオススメします!!!!wwww