ウェスアンダーソン監督デビュー作。
その後の活躍を知っていると、
天才の原点を観ている気分で
ずっと楽しかった。
予算のないなかでも、
うっとりしちゃう色彩感覚と
独特の構図が完成されてるのがすごい。
真っ赤なブルゾンや
黄色いジャンプスーツ、
ワーゲンのレトロな朱色のワゴン、
それらが青々とした芝生と
プールの水色に映えてて美しかった。
当時は無名のウィルソン兄弟も
「愛すべきおバカ」役がぴったり。
その後の活躍を思うと、
才能のある者同士は
自然と惹かれ合って
高めあうようになってるのかな。