プロメアというド迫力火消し映画を観たのでその流れで実写火消し映画を観たくなり。
ハンスジマーの音楽が安定的に良かったし王道のストーリー展開だとわかりつつも感動した。やっぱ火が生き物として描かれているところがよかったな。ブライアンとかリムゲイルの凄さが際立つ。「どこにいるんだ？」って言って火元を探すシーンとか強すぎて笑った。
定職につけずフラフラしてるスティーブンが立ち塞がる炎を見て畏怖みたいなものを覚えるシーンがのちのちに繋がるのもよかった。いろいろヒントをくれた有能放火爺も強者の風格漂ってたし。なにより消防士×謎解きっていう個人的に斬新な組み合わせが気に入ったな。まあよく考えたら放火と結びつけやすいわけではあるけど。犯人の動機も共感できるというかこれはまあ仕方ないな感があり、色んな人がいろんな思惑を持って火に向かい合っているっていう構図が美しい。碌でもないのがチラチラいたけど。
