このレビューはネタバレを含みます
ロボとーちゃん、オトナ帝国は見たことがあったので、泣けると名高いこちらを視聴。
子供向けと侮っていたが、最高に切ない恋の物語だった。
ボロボロと涙が止まらなかった。
無常で残酷な結末。絶句。
エンドロールはずっと放心状態。
終盤まではいつものクレしん映画で世界観の説明、ギャグあり笑いありでテンポよく進む。マッサージ器具で爆笑し、合戦に勝って和やかな雰囲気が流れる中、ラストシーンで突然全てをひっくり返された。
5歳児に死がどういうものか痛感させる描写が特に秀逸で、撃たれたあとの目や手の動きがとてもリアル。
ほとんど泣かないしんちゃんが号泣しているのと、哀愁漂うBGMで涙腺が崩壊する。
クレしん映画にも関わらず、セブンやミストのような余韻が残る映画に仕上げたことがあまりにも凄すぎる。