ドアをノックするのは誰?に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 3ページ目

「ドアをノックするのは誰?」に投稿された感想・評価

67年、NY、若造のインディペンデント映画というのだから当然ヌーヴェルバーグっぽいし、当然カサヴェテス憧れも垣間見えるわけだが、やっぱり最初からスコセッシはスコセッシだった。
予算感の割に無駄に凝っ…

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画面が繋がってなかったりシーンとは全然違う雰囲気の曲を流したりととても挑戦的だった。
主人公の隠しきれない卑しさみたいなのは『タクシードライバー』のトラヴィスにも通ずるものがある。

アメリカ人は皆ジョン・ウェインの西部劇を見るべきだと信じているマッチョなワイズガイが、恋した女性の抱える秘密と、組織でのしがらみの間で葛藤する話。

三流マフィアの日常の愉快で荒削りな数コマを切り取…

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スコセッシ監督の長編第一作。「ミーン・ストリート」(1973)の前日譚であり半自伝的作品。大学卒業時の1965年に6000ドルで作り始めたが全くうまくいかず、その後追加撮影と編集を重ねて4年後に計7…

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M

Mの感想・評価

3.8
全編にわたってスコセッシの若さが溢れている。スコセッシの永遠のテーマ(多分)である「罪と孤独」がかなり荒削りな形で描かれてはいるのだが、その重さを茶化してしまうほどの爽快な音楽と映像が良い。

【既にスコセッシ映画として完成された作品】
「タクシードライバー(1976)」や「シャッターアイランド(2009)」の生ける伝説マーティン・スコセッシ監督の長編デビュー作品(しかも大学の卒業製作!)…

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 巨匠マーティンスコセッシのデビュー作

モノクロ映像を駆使し、大学卒業作品にして過激で挑戦的な作品にしてしまいました。

主人公のハーヴェイカイテルが演じるのはカトリック教徒でイタリア系の青年。

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お伝

お伝の感想・評価

4.0

すでにスコセッシだし「ミーン・ストリート」を感じる。
男って自分勝手なくせに女には貞操を求めるところがあって、女から見たら難しい問題ではないのに宗教観や女性観に苦しんでいる。監督の出自が色濃く出てい…

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少々難解というか、物語の核心を掴むのがややむずかしい。ただ、映像の撮り方(独特)やラスト6〜7分で一気に心を持っていかれる。不思議な魔力を持った映像なのは間違いなく、スコセッシの映画でもエンタメ性を…

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しょう

しょうの感想・評価

3.4

マーティン・スコセッシ初長編作品にして大学の卒業制作

高校の時以来の鑑賞

そうだ、こんな感じの作品だった

全体的にスコセッシらしさは感じられる作風ではある

特に構図が現在のスコセッシにも通ず…

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