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ドアをノックするのは誰?のYのレビュー・感想・評価

ドアをノックするのは誰?(1968年製作の映画)
5.0
これはすごいかもしれない。
ハーヴェイ・カイテル演じる主人公も、馬鹿騒ぎするイタリア系男たちもほんとにほんとに大っ嫌いだけど、
とにかく残る。
ゴダールみたいな間のとり方とかシーンの切り返しがあったかと思えば、
なんの変哲もないシーンなのに心拍数が上がっていくスコらしいシーンとか、
若きスコが愛する映画への熱意を切り貼りして全部詰め込んじゃったかんじ。
そして得意のイタリア系×信仰
彼女役には名前すらなくthe girlという役、完全に男性優位だし、男尊女卑的な思想に光を当ててるのも斬新。
私は途中で本気で胸糞わるくなって、男の子たちを全員とっちめたくなった笑
けど、斬新。
最後すぱーん!!と霧が晴れた気分に。
誰もが「??許す??!?!」てなるはず。

教会内のピエタの像の映像にロックを重ねるそんなセンスはスコにしかできないと思うのです。
スコママが既に登場しちゃってます。
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